Hacking Growth グロースハック完全読本/ショーン・エリス

ショーン・エリス氏とモーガン・ブラウン氏による共著『Hacking Growth グロースハック完全読本』。(原著:Hacking Growth: How Today’s Fastest-Growing Companies Drive Breakout Success (English Edition)

著者の2名は、グロースハックの先駆者として著名で、ブログやポッドキャスト、ワークショップ等のコンテンツも注目を集めています。原著Hacking Growthは、日本語を含めて16か国語で翻訳版が刊行されています。

 

 

この本の良い点は、小手先のグロースマーケティングの施策の紹介に留まらず、”グロース” を担うチームの組織体制・組織内の役割分担といった部分にも着目し、マネジメントの視点から描かれていること。

「グロース」という言葉が定着する一方、その職務領域は会社によって異なります。そもそも、マーケティング部門が「グロース」マーケティングを担うケースもあれば、プロダクト部門が「グロース」を統括しているケースもあります。

外資系企業の日本法人の場合、プロダクト部門がローカル拠点に存在しないケースも多々あります。このような場合は、ローカル拠点のマーケティング部門がプロダクトの業務も兼任していたり、そもそもグロースを担うべき担当者が不在というケースが多々見受けられます。

要は、会社員として転職を検討する際には、タイトルに惑わされずに実際の職務領域に着目して転職先を決めるべきだということです。

 

 

ショーン・エリス氏は、Startup Marketingというブログで有名で、YouTube動画でも彼のスピーチを拝聴することができます。そのプレゼンの上手さは、さすがスタートアップ界にいるアメリカ人!と思わせるものがあります。

 

 

『Hacking Growth グロースハック完全読本』は、日本語版・原著ともに読破してみましたが、日本語版はやはり読みにくいです。

専門用語が多用される内容のため、カタカナ用語が多くなってしまうために読みにくさを感じる部分もありますが、専門用語の訳が間違っていると見受けられる箇所もあります。(事例で紹介される会社名なども、英語表記の方が分かりやすいのに、あえてカタカナになっている部分があります。)

英語に抵抗のない方は、最初から英語版を読む方が分かりやすいと思います。

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